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痛みとは、誰しもが経験することです。
体の組織損傷に伴う不快な感覚的、精神的な経験からくる痛みや組織損傷を認められない場合からくるものとあります。
痛みは、たいてい一時的なもので、そのうちに痛みは消え去ります。
私たちは痛みがいずれ消え去ることを知っているので、その中で痛みから解放される為に人によっては薬を飲んだり、体をケアしていくことで対処していきます。
痛みの中にも様々な症状があり、単独の痛みからくるものか、または痛みの背後に重大な病気が潜んでいないかを慎重に診察する必要があります。
私たちの体には弱いところを治していこうとする働きがあり、その為血液が集まってきて必要なものを運んできます。
「痛み」があると、それが原因となって交感神経という自律神経を刺激します。
すると、その局所の細い動脈が緊張し、収縮して血液の流れが悪くなります。
この集まった血液が動かなくなり、充血して炎症を起こし痛みや熱を発生するのです。
そこでは局所の酸素不足と体の外に排出されねばならない代謝産物(=発痛物質)の蓄積がおこり、これがまた交感神経を刺激します。
こうして「痛みの悪循環」がつくられます。
関節の痛みや内臓の痛みは、体の内側で起こっているので目には見えない状態であり、分かりづらいかもしれません。
例えば、お酒やタバコ、ストレス、睡眠不足などで内臓が弱り、これを守るために血液が集まり渋滞することによって炎症を起こします。
これが胃で起こっていれば胃炎となり、肝臓で起こっていれば肝炎、又、関節で起こっていれば関節炎となります。
基本的に痛みは、だんだん範囲も広くなり、程度も強くなっていく特徴があります。
例えば歯の痛みをがまんしていると、頭痛や肩こり、さらには腕が重くしびれてくるといったことを経験された方もあるでしょう。
「痛みの悪循環」がだんだん広がっていくのです。
一方、肩がこって痛いときにそこを温めてやると楽になります。
温めることで血液の循環が良くなり、「痛みの悪循環」が」断ち切られるからです。
痛みの治療では、この「痛みの悪循環」を念頭において行うことが大切です。
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